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Cursor 3 公開——専用エージェントウィンドウ・Design Mode・独自モデル Composer 2 を搭載
AI コードエディタ「Cursor」の第 3 世代メジャーバージョン「Cursor 3」が公開された。AI エージェントを一元管理する専用ウィンドウ(Agents Window)、UI を視覚的に反復するDesign Mode、Anysphere 独自開発のコーディングモデル Composer 2(200+ トークン/秒)を搭載している。
概要
Anysphere が開発する AI コードエディタ「Cursor」のメジャーバージョン 3(Cursor 3)が 2026年4月に公開された。複数の AI エージェントを一元管理する「Agents Window」、UI 設計を視覚的に反復・修正できる「Design Mode」、そして Anysphere が独自に開発したコーディング特化モデル「Composer 2」(200 トークン/秒以上)を新たに搭載。Cursor は 2026年3月時点で年率売上高 20 億ドルを突破し、評価額 500 億ドル超で資金調達を進めている。
事実のポイント
- Agents Window(エージェントウィンドウ):
- 複数の AI エージェントセッションを単一のパネルで一元管理
- クラウドとローカルのエージェント間のタスク引き渡し(cloud-to-local handoff)
- エージェントの進捗・ステータスをリアルタイムで確認
- Design Mode(デザインモード):
- UI コンポーネント・画面レイアウトの視覚的な反復修正
- スクリーンショット・デザインファイルを指示として渡すと対応するコードを生成
- 開発者とデザイナーのコラボレーション効率を向上させる
- Composer 2(独自コーディングモデル):
- Anysphere が独自開発したコーディング特化 LLM
- 200 トークン/秒以上の生成速度(GPT-5・Claude Opus 4.7 より高速)
- SWE-bench スコア: 51%(公開ベンチマーク)
- 価格体系: Pro は 20 ドル/月(変更なし)。Composer 2 は Pro・Business・Enterprise プランで追加コストなしで利用可能
用語・背景の補足
Cursor: VS Code をベースにした AI ファーストのコードエディタ。AI とのペアプログラミング・コード補完・エージェント型のコード生成が主な機能。開発元は Anysphere(米国 SF 拠点)。2025年ごろから急成長し、2026年に$2B ARR を達成した。
SWE-bench: ソフトウェアエンジニアリングタスクの AI 評価ベンチマーク。GitHub Issue に基づくリアルなバグ修正・機能追加タスクを AI にさせて正答率を測定する。51% のスコアは Claude Sonnet 4.6 水準に相当するとされる。
Composer(コンポーザー): Cursor が独自に持つ AI によるコード生成・編集機能。ファイル全体の書き換えや複数ファイルにまたがるリファクタリングを指示できる。Cursor 3 での Composer 2 は初代より速度・精度が向上している。
注意点
- Cursor 3 は VS Code ベースのエディタであるため、VS Code プラグイン・ショートカット・設定の多くはそのまま利用できるが、一部の UI 変更により既存ユーザーの移行コストが発生する可能性がある
- Composer 2(独自モデル)の評価はまだ外部の独立ベンチマークが少なく、Anysphere による自社評価が中心
- AI コーディングツールの急速な進化により、Cursor 3 が公開されてから数カ月以内に新機能のアップデートが予想される
編集部見解
(追記予定)
info 公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報・追加情報は出典欄をご参照ください。