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中国智谱AI、GLM-5(744B MoE)を発表——華為Ascend 910Bのみで訓練、SWE-bench 77.8%を達成

中国の智谱AIが2026年2月、GLM-5(744B )を発表。米国製GPUに依存せず華為Ascend 910Bのみで訓練を完了し、SWE-bench 77.8%を達成。米中AI技術競争の独立性確保という観点で注目を集める。

概要

※本記事は公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報は出典欄をご参照ください。

中国の清華大学発・智谱AI(Zhipu AI)は2026年2月13日、「GLM-5」を発表した。総744B、アクティブパラメータは時にその一部を使用する(Mixture of Experts)アーキテクチャを採用。全ての訓練を中国製AI半導体・華為(Huawei)Ascend 910Bで完了したと報告しており、米国の輸出規制を迂回した中国AI半導体エコシステムの成熟を示す事例として注目される。

主な技術特性

744B MoEアーキテクチャ

総パラメータ744Bだが、推論時に使用するアクティブパラメータは全体の一部に限定するMoEアーキテクチャを採用。高い能力を維持しながら推論コストを抑制する設計であり、 3などとの比較対象に位置づけられる。

SWE-bench 77.8%

ソフトウェアエンジニアリングタスクの「SWE-bench Verified」において77.8%のスコアを達成。・バグ修正・テスト作成の複合能力を示す指標として業界標準化しつつあるベンチマークで、トップクラスの数値となる。

華為Ascend 910Bのみで訓練

全訓練を GPUを使わず、中国製AI半導体Ascend 910Bで完了したと報告。NVIDIAへの依存を排除したAI訓練インフラが中国で実用段階に達したことを示している。

解説

GLM-5が持つ意義は純粋な性能数値以上に、「中国独自のAI半導体で世界競合に対抗できるを訓練できた」という点にある。

米国輸出規制への対応: 米国政府は2022年以降、高性能AIチップ(A100/H100/H200等)の中国向け輸出を段階的に規制強化している。これに対して中国では、Huawei Ascend・Biren・Cambricon等の国産AI半導体の整備が進んでいた。GLM-5の訓練完了は、これらの国産チップが大規模言語モデル訓練の実用ラインに到達したことを意味する。

中国AI技術の自給自足化の進展: R1・Qwen 3などの高性能モデルと合わせて、中国はGPT-4相当クラスのモデルを独自インフラで継続的に開発できる体制を確立しつつある。この動向は、米国の輸出規制の有効性に関する政策議論にも影響する。

日本企業のAI調達戦略への示唆: 米中技術デカップリングが進む中、日本企業は「どのAIモデル・を使うか」がサプライチェーンリスク管理の問題でもある局面が増えている。中国との取引がある分野では、GLM系モデルが選択肢に入るケースも出てきている。

注意点

  • SWE-bench等のベンチマーク数値は公表時の条件に基づくもので、実務での性能は用途次第
  • Ascend 910Bのみでの訓練主張については独立した検証が未確認の段階
  • GLM-5の商用利用ライセンスや料金体系については智谱AIの公式ドキュメントを確認する必要がある

編集部見解

(追記予定)

出典

info 公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報・追加情報は出典欄をご参照ください。

概要

※本記事は公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報は出典欄をご参照ください。

中国の清華大学発・智谱AI(Zhipu AI)は2026年2月13日、「GLM-5」を発表した。総744B、アクティブパラメータは時にその一部を使用する(Mixture of Experts)アーキテクチャを採用。全ての訓練を中国製AI半導体・華為(Huawei)Ascend 910Bで完了したと報告しており、米国の輸出規制を迂回した中国AI半導体エコシステムの成熟を示す事例として注目される。

主な技術特性

744B MoEアーキテクチャ

総パラメータ744Bだが、推論時に使用するアクティブパラメータは全体の一部に限定するMoEアーキテクチャを採用。高い能力を維持しながら推論コストを抑制する設計であり、 3などとの比較対象に位置づけられる。

SWE-bench 77.8%

ソフトウェアエンジニアリングタスクの「SWE-bench Verified」において77.8%のスコアを達成。・バグ修正・テスト作成の複合能力を示す指標として業界標準化しつつあるベンチマークで、トップクラスの数値となる。

華為Ascend 910Bのみで訓練

全訓練を GPUを使わず、中国製AI半導体Ascend 910Bで完了したと報告。NVIDIAへの依存を排除したAI訓練インフラが中国で実用段階に達したことを示している。

解説

GLM-5が持つ意義は純粋な性能数値以上に、「中国独自のAI半導体で世界競合に対抗できるを訓練できた」という点にある。

米国輸出規制への対応: 米国政府は2022年以降、高性能AIチップ(A100/H100/H200等)の中国向け輸出を段階的に規制強化している。これに対して中国では、Huawei Ascend・Biren・Cambricon等の国産AI半導体の整備が進んでいた。GLM-5の訓練完了は、これらの国産チップが大規模言語モデル訓練の実用ラインに到達したことを意味する。

中国AI技術の自給自足化の進展: R1・Qwen 3などの高性能モデルと合わせて、中国はGPT-4相当クラスのモデルを独自インフラで継続的に開発できる体制を確立しつつある。この動向は、米国の輸出規制の有効性に関する政策議論にも影響する。

日本企業のAI調達戦略への示唆: 米中技術デカップリングが進む中、日本企業は「どのAIモデル・を使うか」がサプライチェーンリスク管理の問題でもある局面が増えている。中国との取引がある分野では、GLM系モデルが選択肢に入るケースも出てきている。

注意点

  • SWE-bench等のベンチマーク数値は公表時の条件に基づくもので、実務での性能は用途次第
  • Ascend 910Bのみでの訓練主張については独立した検証が未確認の段階
  • GLM-5の商用利用ライセンスや料金体系については智谱AIの公式ドキュメントを確認する必要がある

編集部見解

(追記予定)

出典

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