LEVEL 3 / ER10 — E04 AI統制

承認から実行までの再検証

確認カード・帳票下書き・AIタスク候補の採用という限定した範囲で、内容・本人・テナント・期限を結んだ確認票と必須監査を実装しました。実業務全体の更新・外部副作用との接続は未完了です。

重要度を加味した整備スコア

4.48 / 8点

社内評価・共通配点 v1
2026年9月12日時点
全体100点のうち、この範囲の獲得点と配点

整備の進捗を比較する指標です。安全性・規格への適合率・導入合格点を示すものではありません。金融機関・大企業・AI専門企業で共通の配点を使います。個別の審査では、業務停止の影響や契約条件に応じて重要度を見直します。

本番導入では、テナント分離権限失効必須監査AI送信・実行復旧契約・審査資料などの受入条件を個別に確認します。配点が低い項目も必須条件から外れず、未達を他項目の得点で相殺しません。

獲得点 = 配点 × 項目点 ÷ 100。項目点は、その項目でできていることの本数が、できていること+残っていることのうち何割かです。採点方法と全体の配点を確認できます。

重要度順の配点と獲得点(配点は全体100点中)
項目配点現在の評価獲得点重みづけの理由
ER10 実行の統制 8点 一部対応
証拠の段階 02 / 04
対応範囲 56%(済 5 / 残 4)
4.48点 AIの越権実行・重複操作による業務被害を防ぐ
この表の合計8点留保・未確認も含む4.48点項目名から根拠と残条件へ進めます

到達点と残作業

確認できた実装・試験・文書の範囲を記載します。技術検証と配備・運用の証拠を区別し、参照先は下の記録欄に示します。

いまできていること

  • 確認票は10分有効で、現在の本人/所属/権限と保存済み内容を行ロック下で再確認する。確認、修正、拒否、転送も必須署名監査に接続した。
  • 帳票フォームへの短命参照、下書きの元カード結合、版付きHMAC、再送拒否を実装。独立2プロセスで同時保存の一方を拒否した。
  • 実行のAI主体と人間依頼者を別記録する。確認要求やGatewayの許可だけでは業務成功を表示しない。
  • 終了未確認を人の監査レビューへ回し、確認内容・本人・期限を結ぶ確認票で再利用を拒否する。結果表示にも署名と依頼時の主体を照合する。レビュー済みを業務復旧完了とは扱わない。
  • AIが抽出したタスク候補は、元の依頼者本人が生成結果の署名監査・候補全文・実行IDと照合したうえで明示的に採用したときだけ保存する。30分の期限、現在の権限、原文の編集・削除、別ルーム・別テナント、同じ候補の再送はいずれも拒否し、タスクと必須の採用監査を同じトランザクションで確定する。

残っていること

  • 実業務全体の更新・外部副作用outbox・再実行の冪等性・結果照合は未達。
  • 確認票があることを送金・承認・契約確定などの完了根拠にしない。
  • 採用を拒否したときの専用署名イベント、画面を再読込した後の採用状態の復元、実プロセス2本による採用競合の試験、全書込み経路の承認・監査は未達。
  • 記載した追加実装は本番・共有apptestへ未配備。配備した版と、その環境での再検証記録が必要。

この項目の受入条件

次のすべてを、コード・否定試験・確認・配備・運用証拠で示せたときにのみ「達成」とします。機能の存在やの成功は代わりになりません。

  • 承認後に内容を書き換えた要求を拒否すること。
  • 期限切れ、回数超過、権限剥奪後の実行を拒否すること。
  • タイムアウトと部分成功のとき、結果照合で不整合を検知すること。

試験・確認の記録

試験、文書照合、配備確認の記録を区別して記載します。対象環境・実施時点・検証範囲は各行をご確認ください。過去の試験成功は、現在の本番稼働や契約条件の充足を意味しません。

試験・確認結果
実装照合の基準Communication 7d3a4cef8(2026年9月12日)のコードと統制改善台帳 ER01〜ER16。以下の試験は実装時の記録で、今回の本文更新で再実行したものではありません。本番・共有apptestへの配備証拠ではありません。
確認カード・帳票下書きのHTTP/ブラウザ検証期限切れ・再送・改変・現在権限・監査失敗を検証。独立2プロセスの保存結果201/409を確認。実送金等は対象外。
AIタスク候補の採用境界(9月11日の記録)専用MySQLとブラウザで抽出から採用・一覧反映までを確認。候補の改変、署名の欠落、権限失効、監査障害、重複保存を拒否した。外部への通信は合成応答で、実プロバイダー接続の証拠ではない。

出典は社内評価「Autais 導入基準調査・現状評価」(E04)と実装台帳の ER10 です。掲載は2026年9月12日時点の記録に基づきます。