業務

・入金

キャピタルコールは、出資約束に基づいてへ払込を求め、ファンドへの入金を確認する一連の業務です。の通知、LPの支払、GPの照合を分けて理解します。

ライフサイクル
資金・投資後管理
主担当
・経理
頻度
資金需要ごと・期限まで日次
発生条件
投資・経費の資金需要
業務単位
キャピタルコール・LP
このページの目次
  1. 出資約束と払込は、どう違うか
  2. GPとLPは何を受け渡すか
  3. 始める前にそろえる情報
  4. 「通知済み」と「入金確認済み」を分ける
  5. 未入金・差額・訂正があるとき
  6. Autaisで確認する範囲と次に読むページ
  7. よくある質問
  8. 参考資料・確認範囲
  9. キャピタルコールでできること

出資約束と払込は、どう違うか

  • 出資は「いくらまで出資するか」という契約上の約束です。約束した金額と、実際に払い込んだ金額は別々に記録します。
  • GPは投資や費用などの資金需要を確認し、契約に従って払込を求めます。通知が届く頻度や期限は、一律の月次・四半期ではなく、資金需要と契約条件によります。
  • このページは業務の全体像です。具体的な配賦率、通知期間、未払込残高の扱いは、(ファンドの組合契約)や個別合意を確認してください。

GPとLPは何を受け渡すか

  • GPの運営担当は計算と通知を準備し、所定の承認者が確認します。LPへ渡すのは、払込金額・使途・期限・振込先が分かる承認済みの通知です。
  • LPは通知を確認し、内部承認を経て支払います。GPは銀行明細にある着金を確認し、どのLPのどの請求に対応するかを照合します。
  • GPには未処理の所在、LPには自分の金額と期限が分かることが重要です。同じ案件でも双方が別々の完了条件を持ちます。

通知・支払・照合をつなぐ

  1. GP

    計算・承認

    → 承認済みの払込通知をLPへ

    キャピタルコール計算・承認・発行
  2. LP

    検証・内部承認・支払

    → 資金をへ、支払情報をGPへ

    LPによるキャピタルコール検証・承認・支払
  3. GP

    銀行着金と請求を照合

    → 照合記録を会計・資金管理へ

    キャピタルコール入金照合・例外処理
矢印は成果物と資金の引渡し先です。通知だけが届いた状態と、資金の着金・照合が終わった状態を混同しません。

始める前にそろえる情報

  • 必要資金の使途と時期、現在の現金残高、予定支払をそろえます。資金不足の見通しは短期資金繰り予測・stress更新で整理します。
  • LP別コミットメント、過去の請求・払込、契約上の未払込残高、個別条件を確認します。通知先と承認担当も最新版へそろえます。
  • 銀行口座情報は承認された正本を使います。新しいメールだけを根拠に振込先を変更せず、既知の連絡先を使って別経路で確認します。

「通知済み」と「入金確認済み」を分ける

  • 通知済みはGPが通知を発行した状態、LP支払済みはLPが送金手続きをした状態です。いずれもファンド口座への着金を保証しません。
  • 銀行着金済みでも、名義や参照番号が不明なら請求との照合は未完了です。照合済みの金額と未解決の差額を分けて残します。
  • 業務の区切りは、受領した資金の対応先が確認でき、未入金・差額には担当と次の対応が決まった状態です。未解決を消して全件完了にしません。

未入金・差額・訂正があるとき

  • 期日を過ぎたら、通知の到達、LPの処理状況、銀行着金を順に確認します。だけを見て自動的に契約上の不履行と断定しません。
  • 不足・過入金は、手数料、為替、複数請求の合算など原因を確認します。差額処理や返金は、承認と根拠を残して進めます。
  • 通知を訂正した場合は、旧版と新版の対応、金額差、送付先、既に支払われた額への影響を明確にします。

Autaisで確認する範囲と次に読むページ

よくある質問

出資コミットメント全額を一度に払いますか?

必ずしもそうではありません。契約と資金需要に応じて払込を求めます。通知の金額と条件を個別に確認してください。

がいない場合の担当は?

基本の説明ではGPの運営担当が準備・照合し、所定の承認者が確認します。外部委託する場合だけ分担を追加します。

LPの送金報告で入金確認を完了できますか?

送金報告は確認材料ですが、着金の証拠とは別です。GPは銀行明細と請求を照合し、差額があれば未解決として扱います。

参考資料・確認範囲

本文確認日:2026-09-06。一般的な業務整理とコード照合に基づく説明です。個別契約・法務・会計判断や、利用環境での操作確認を代替しません。

Autais機能ガイド

目的から機能を探す

払込請求の準備から入金記録まで。確認したい項目を選ぶと、そのスライドへ移動します。

全スライドは上下にスクロールして読めます。「企画中」は、提供済みの機能ではありません。

Autais機能ガイド

払込請求と入金記録を、つないで管理

ファンド・LPにひもづく請求と記録をそろえ、次に確認する情報を見つけやすくします。

  • LP別按分の確認
  • 発行・通知
  • 下書きの承認申請
  • 入金記録

Before どの請求の入金かが分からない

按分表はExcel、通知はメール、着金は銀行明細と三か所に分かれている。入金を見ても、どのコールのどのLP分かを都度たどる。

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After 請求と記録を関連づける

請求とLP別の入金記録を関連づけて、確認する情報をまとめる。

期待できるメリット

  • コールとLP別の入金を関連づけ、未入金のLPをその場で絞り込める
  • 按分表と通知文の版ずれを防げる
  • 担当が替わっても、請求と入金のつながりを追える

Beforeは情報が分散している場合の例、メリットは期待する効果です。操作検証は未実施。銀行自動照合や企画中のLP専用画面は含みません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

LP別の払込金額を確認して発行する

ファンドの「キャピタルコール」で「発行」を選び、金額と期限を入力します。

  • コール番号・金額(円)・コール日・期限・目的を入力し、「次へ → 確認」へ進みます。
  • 「コール内容確認」で対象ファンド・総額・LP別按分・メール通知設定を確認し、「確定して発行」を選びます。
  • LP別按分はコミットメント比率を基に計算します。確認画面と送信する明細は同じ端数調整処理を使います。
架空データのLP別按分。総額1,000万円をLP Aに600万円、LP Bに300万円、LP Cに100万円と表示。 クリックで全画面表示
実際のReact部品を架空データで描画した確認画面の抜粋です。コミットメント比率60%・30%・10%の例。稼働環境の操作・発行・通知を検証した画像ではありません。

画像を開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

「確定して発行」は下書き保存ではありません。個別契約の特例を反映する配賦とは区別してください。下書きの詳細には「編集」が表示されます。操作検証は未実施です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

承認を申請する

下書きのキャピタルコールを一覧から選ぶと、詳細に「承認申請」が表示されます。

  • 対象のコール番号・金額・期限・LP別内訳を確認してから「承認申請」を選びます。
  • 下書きからの申請と、新規作成画面の「確定して発行」は別の操作です。
下書きを選ぶ請求内容を確認承認申請
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

すべての新規発行が必ず承認を経由する構成ではありません。承認必須の運用では、下書きの作成導線・権限・承認経路を利用環境で確認してください。

Autaisコード確認済み・操作検証前

LPへのメール通知を設定する

新規発行の確認画面で「LP へメール通知を送信する」を確認します。

  • 通知のチェックを入れて「確定して発行」すると、保存後にメール送信処理がキューへ登録されます。
  • 連絡前に、対象ファンド・LP別の金額・期限を確認します。発行直後にメールが届いたとは限りません。
確認画面通知のチェック発行後に非同期送信
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

編集画面にも通知設定はありますが、更新処理からの再送は未確認です。メール送信・到達・LPの受領確認は別であり、既読管理を提供済みとは扱いません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

LP側で確認・内部承認を進める

通知受領から内容確認・内部承認・支払記録までをつなぐ専用画面の企画です。

  • LPが自分の払込金額と期限を確認できる構成を想定します。
  • 承認待ちと送金後の記録を分けて追うことを目指します。
通知の確認内部承認支払の記録
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

キャピタルコールタブで、コールを共通の承認ワークフローに申請でき、LP明細ごとに確認記録(確認日時・記録者・メモ)を残せます(CapitalCallAcknowledgementController、2026-09-17)。LP本人がポータルから確認する導線はなく、確認はGPがLPに代わって記録します。承認申請にはテナントでの承認フロー定義が必要です。銀行送金は行いません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

入金額・入金日・参照番号を記録する

銀行で確認した着金を、対応するLPの請求へ記録します。

  • 対象コールの詳細にある「LP別内訳」で、該当するLPの「入金記録」を開きます。
  • 入金額・入金日・参照番号・備考を確認して「記録する」を選びます。
  • LP別の入金額と、コール全体の入金進捗を確認します。
入金額入金日参照番号
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

銀行明細の自動取得・自動照合ではありません。再入力時は入金額を置き換える処理のため、分割入金の追加入力・訂正は運用確認が必要です。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。