業務

評価・

評価・NAVは、投資先の価値情報を集め、評価方針と前提をレビューし、ファンド・報告へ使える時点の値として承認する業務です。評価額の入力とNAV確定を同じ状態にしません。

ライフサイクル
評価・締め・報告
主担当
・経理
頻度
月次・四半期・年次
発生条件
・報告基準日
業務単位
ファンド・投資先・基準日
このページの目次
  1. 業務の目的
  2. 関係者
  3. 業務の流れ
  4. よくある課題
  5. 対応する機能
  6. 関連ページ
  7. よくある質問
  8. 参考資料・確認範囲
  9. 投資先評価と確認状況を管理する
  10. 基準日ごとのNAVを記録・確認する

業務の目的

  • 開始は月次・四半期・年次の評価基準日、重要な変化・候補などの評価イベントです。
  • 完了は、評価根拠・前提・レビュー・承認・版がそろい、報告と会計へ渡す値が確定した状態です。

関係者

  • の投資・評価担当が投資先ごとの評価を準備し、GPの運営・経理が現預金・債権債務等と合わせてNAVを整理します。評価判断とファンド全体の集計を分けます。
  • 承認者は評価方針に沿って定め、独立した内部レビューや外部専門家の利用範囲を確認します。外部監査は社内承認の代わりではありません。
  • 投資先は・財務データを提供します。は委託する場合だけ、合意した集計・照合等を担当します。

業務の流れ

  • 準備:基準日、保有数量、投資額、前回評価、投資先データ、市場比較、評価手法をそろえます。データの対象期間と受領日を分けて記録します。
  • 投資先評価:前提・重要判断・前回からの変更理由を確認し、評価記録をレビューへ提出します。前回値のコピーだけで新しい評価が完了したとは扱いません。
  • NAVの整理:評価額に加え、現預金・未収入金・負債・未払項目を同じ基準日と通貨で照合します。負債に含めた未払報酬等を二重に控除しないようにします。
  • 報告への引渡し:未解決の差異と例外を確認し、使用した評価・NAVの記録、基準日、承認状態、報告版を対応づけます。訂正時は旧版を消さず、影響する報告と再確認先を追います。

よくある課題

  • 投資先データの、評価前提の変更、通貨・の差異、前回値との差、評価者の利益相反を未解決として扱います。
  • 評価の結果だけで監査済み・確定NAVとは表示せず、根拠とレビュー状態を示します。

対応する機能

  • 評価タブは投資先・評価日・手法・評価額の登録、一括ドラフト、提出・承認・差戻しに対応します。NAVタブは総資産・負債・NAV・算定メモを記録し、共通承認へ申請します。最終承認後にNAVへ結果を反映し、共通承認履歴へ移動できます。
  • NAVの申請中・承認済み・承認履歴のある記録の変更・削除を拒否する処理は配備済みです。配備先での操作検証は未実施です。元資料の版固定、評価からNAVへの自動集計、差異解消から訂正・再報告までの統合は別の企画として確認します。

関連ページ

  • 投資先データ回収から評価、四半期締め、LPレポート、監査へ進みます。
  • 導入時は評価方針版・評価手法、基準日、通貨、前提版、外部評価、レビュー権限、再計算・再配信条件を確認します。

よくある質問

画面に表示された評価額が確定NAVですか?

必ずしもそうではありません。入力時点、評価根拠、レビュー・承認、会計締めの状態を確認します。

投資先のKPIが更新されれば自動で評価できますか?

KPI更新と評価判断は別工程です。前提・手法・レビュー・承認を確認します。

訂正した評価は前の値を消してよいですか?

通常は旧版・新版・差分・影響する報告・再承認を残し、どの時点で何を使ったかを追えるようにします。

NAVを承認した後に、そのまま金額を直せますか?

配備済みのNAV記録では、承認済み・承認履歴のある記録の変更・削除を拒否します。誤りを見つけたら、根拠・差額・影響する報告を整理し、訂正手順を確認してください。訂正と再報告の統合機能が完成したという意味ではありません。

参考資料・確認範囲

本文確認日:2026-09-06。一般的な業務整理とコード照合に基づく説明です。個別契約・法務・会計判断や、利用環境での操作確認を代替しません。

Autais機能ガイド

評価の準備・記録・確認から探す

GPの評価担当者が評価額と前提を記録し、提出・承認・差戻しを進める機能です。

投資先ごとの評価と、ファンド全体のNAV記録は別の画面です。

Autais機能ガイド

評価額に、前提と確認状況を添える

評価日・手法・金額をそろえ、どの評価が確認待ちかを一覧で見つけます。

  • 評価追加
  • 手法別の前提
  • 一括ドラフト
  • 承認状況

Before その評価額の根拠が説明できない

評価表に金額はあるが、評価日・手法・前提と、承認が済んでいるかはメールのやり取りに散らばっている。

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After 評価記録と状態を一覧で確認

投資先・評価日・FMV・手法・承認状況を並べ、提出や差戻しの対象を確認する。

期待できるメリット

  • 金額と一緒に、評価日・手法・前提を確認できる
  • 未承認・差戻しの評価を取り違えずに済む
  • 監査や投資家からの根拠確認に、同じ記録で答えられる

期待効果の例です。コード確認済み・操作検証前。評価額の妥当性や会計基準への適合を自動保証するものではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

投資先・評価日・評価額を登録する

バリュエーションタブの「評価追加」から、投資先ごとの記録を作成します。

  • 投資先・評価日・評価手法・FMV(円)・持分比率・メモを入力して「登録」を選びます。
  • 登録後はフォームが閉じ、評価がドラフトとして一覧に表示されます。提出・承認は別の操作です。
投資先・評価日手法・FMVドラフト保存
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

FMVは入力する評価額です。この操作だけで市場データから公正価値を自動算定するとは案内しません。フォームの通貨表示も確認してください。

Autaisコード確認済み・操作検証前

手法に応じた前提を記録する

選んだ評価手法に応じて、補足する入力欄が切り替わります。

  • DCFには割引率・成長率・ターミナル倍率・予測期間の入力があります。
  • 比較手法にはマルチプル等、直近ラウンドにはラウンド名・リード投資家・ラウンド評価額を記録できます。
DCFの割引率・成長率・ターミナル倍率・予測期間の入力欄(架空データ) クリックで全画面表示
実際のReact入力部品を架空の値で描画した表示例です。数値は推奨値ではありません。前提の保存・評価計算・承認の実操作は未検証です。

画像を開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

前提の保存と計算モデルの実行は別です。原資料・比較対象・重要な判断の根拠をすべて版管理する専用画面は未確認です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

前回の記録から一括ドラフトを作る

「一括ドラフト作成」で、ファンドの投資先に評価記録をまとめて作成します。

  • 直近評価の金額・手法・前提等を引き継ぎ、当日付のドラフトを作ります。直近評価がない場合は投資額・取得原価を初期値に使います。
  • 同じ投資先に当日付の評価が存在する場合は、その投資先の作成をスキップします。既存評価を一括で更新する操作ではありません。
前回評価・初期値当日付ドラフト担当者の再確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

新しい公正価値の算定ではありません。当日付の重複回避はローカルコード確認済みで、配備記録はありますが、配備先での操作は未確認です。対象の選別や前提の修正導線は別途確認が必要です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

評価を提出し、承認または差し戻す

ドラフトは提出でき、提出済みの評価には承認・差戻しの操作があります。

  • 一覧のドラフト行で「提出」を選びます。提出済みの行には「承認」「差戻し」が表示されます。
  • 「差戻し」では理由を入力して「差戻す」を選び、ドラフトへ戻します。一覧で承認者・状態・差戻し理由を確認します。
  • ローカルの保存処理は状態を再確認し、ドラフト以外の編集や、提出済み以外の承認・差戻しを拒否します。
ドラフトから提出承認・差戻し状態・理由を確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

状態保護は配備済みですが、配備先での実操作、独立レビュー担当の強制や自己承認禁止は未確認です。ドラフトへ戻した後の編集導線も別途確認が必要です。承認件数や合計FMVを、基準日時点の確定NAVと読み替えないでください。

Autaisコード確認済み・操作検証前

原資料・重要判断・独立レビューをまとめる

評価額に至る根拠とレビュー記録を一組で残す、評価ワークペーパーの企画です。

  • 原資料、前提の版、比較対象、重要判断、前回からの変更理由を関連づけます。
  • 独立レビューの指摘・回答と、後日の実現価格との比較を追える構成を想定します。
原資料・前提版判断・独立レビュー事後検証
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

評価タブで、評価記録・前提(評価手法の詳細)・承認状態を期間指定でzipに出せます(2026-09-18)。独立した第三者レビューの記録はなく内部承認状態のみです。評価への添付書類の項目はありません。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。

Autais機能ガイド

NAVの記録・内訳・承認から探す

ファンド単位のNAVを登録し、基準日と状態を確認する機能を紹介します。

手入力の記録・入力補助と、投資先評価や会計残高からの一括再計算・締めを区別します。

Autais機能ガイド

NAVの数字を、基準日と内訳で確認

資産・負債・NAV・算定メモを保存し、過去の記録と承認状況を見比べます。

  • NAV記録
  • 内訳表示
  • 承認操作
  • 推移表示

Before 数字だけが引き継がれる

共有されたNAVの数字から、いつの値か、何を差し引いたか、確認済みかを調べ直す。

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After 基準日・内訳・状態を添える

基準日ごとの記録を開き、総資産・負債・NAV・未払項目・算定メモ・承認状態を確認する。

期待できるメリット

  • 基準日ごとの記録をまとめる
  • 内訳と算定メモを確認する
  • 未承認と承認済みを区別する

期待効果の例です。NAV承認のローカル操作検証範囲は承認申請スライドに記載しています。最新値が承認済みとは限らず、対外報告前に状態を確認します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

基準日とNAVの内訳を記録する

NAVタブの「NAV記録」から、基準日ごとのレコードを作成します。

  • 基準日・総資産(GAV)・負債・NAVを入力し、未払報酬・未払キャリー・NAV/口・算定方法メモを補足して「登録」を選びます。
  • 保存状態は「下書き」「提出済」から選びます。「承認済」は通常の保存では選ばず、別の承認操作を使います。
  • 保存成功後は入力フォームが閉じます。修正可能な記録は一覧から選び、「編集」で直して「更新」を選びます。
下書きNAVの総資産・負債・NAV・未払項目と算定方法メモ(架空データ) クリックで全画面表示
実際のReact詳細部品を架空データで描画した表示例です。この例の未払報酬は負債に含めています。編集・保存・承認の実操作や会計数値の正しさを検証した画面ではありません。

画像を開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

投資先評価や仕訳からの自動取込ではありません。各金額の範囲・通貨・未払項目の扱いをそろえて登録します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

総資産と負債からNAVの入力を補助する

総資産または負債の入力を変えると、差額をNAV欄へ反映する処理があります。

  • 総資産と負債が入力されている場合、どちらかを変更すると差額をNAV欄に反映します。NAV欄そのものも手入力できます。
  • 未払報酬・未払キャリーは別欄で入力し、内訳として確認できます。NAV/口も別に入力します。
総資産負債を控除NAV欄へ反映
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

未払項目を追加で自動控除する処理ではありません。負債に含めた項目との二重控除を避け、NAV/口の計算や各帳簿との照合も別途確認します。

Autaisローカル操作検証済み・範囲限定

NAVを共通承認へ申請する

詳細の「承認申請」から「NAVの承認申請」を確認し、共通ワークフローへ申請します。申請だけでは承認済みになりません。

  • 有効なNAV用の承認定義が必要です。申請時にNAVの内容を固定し、申請中は編集・削除を拒否します。
  • 共通承認の状況・履歴から各段階の判断を確認します。最終承認後にNAVへ承認者・日時と結果を反映します。
  • 差戻し後は内容を訂正して新規申請します。取り下げ・再申請でも過去の申請内容と判断履歴を残します。承認済み記録は変更・削除できません。
内容を固定して申請共通承認で判断最終結果をNAVへ反映
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

2026年9月9日:2段階承認、差戻し・再申請、取り下げ、権限拒否をローカルの実画面で確認。実装は配備済みですが、配備先での業務E2E、社外承認、真の同時実行、モバイル詳細表示の改善は後続です。自己承認禁止などの運用判断も別途必要です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

基準日ごとの推移と未承認件数を見る

一覧とサマリで、NAVの推移・前回比・未承認件数を表示します。

  • 一覧には基準日・NAV・状態が表示され、選ぶと詳細を開きます。サマリには「最新NAV」「NAV/口」「前回比」「未承認」があります。
  • NAVトレンドは正のNAV記録が2件以上ある場合に、基準日順で直近12件まで表示します。投資先別の内訳表示は、ファンドの投資先データが必要です。
基準日別一覧最新値・前回比未承認件数
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

最新値や前回比は承認済みだけの集計ではありません。基準日の間隔も一定とは限らず、NAVの増減を運用収益率と同一視しません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

再計算・差異照合・確定版をつなぐ

入力の版を固定し、再計算差異を照合して報告版へ進める統合フローの企画です。

  • 評価額・現預金・未収未払等の入力元と基準日をそろえ、差異を説明できる構成を想定します。
  • 再計算前後の比較、例外の解消、確定版の固定、訂正と再報告の関係を残します。
入力元・基準日再計算・差異照合確定版・訂正履歴
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

NAVタブの「NAV確定ワークフロー(概算→仮→確定→訂正)」で、会計・評価データからの参考再計算値の提示、確定(ロック、承認者・日時)、訂正(理由必須、確定値は残したまま置き換えを表示)、各段階の差異照合ができます(FundNavWorkflowController、2026-09-17)。再報告は状態遷移で表し、レポート送付は含みません。参考再計算値はポートフォリオ残存価値と現金残高の合算で、未払報酬・費用の未払計上は含みません。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。