LEVEL 3 / ER13 — E06 運用・契約

保持・保全・削除の証明

チャット原文の期限削除・手動削除・ルーム統合に保全の判定と必須署名監査を接続し、保全の設定と付きの解除を管理画面から行えるようにしました。全保存媒体と解約時の削除証明、物理消去は未達です。

重要度を加味した整備スコア

1.76 / 4点

社内評価・共通配点 v1
2026年9月12日時点
全体100点のうち、この範囲の獲得点と配点

整備の進捗を比較する指標です。安全性・規格への適合率・導入合格点を示すものではありません。金融機関・大企業・AI専門企業で共通の配点を使います。個別の審査では、業務停止の影響や契約条件に応じて重要度を見直します。

本番導入では、テナント分離権限失効必須監査AI送信・実行復旧契約・審査資料などの受入条件を個別に確認します。配点が低い項目も必須条件から外れず、未達を他項目の得点で相殺しません。

獲得点 = 配点 × 項目点 ÷ 100。項目点は、その項目でできていることの本数が、できていること+残っていることのうち何割かです。採点方法と全体の配点を確認できます。

重要度順の配点と獲得点(配点は全体100点中)
項目配点現在の評価獲得点重みづけの理由
ER13 削除の証明 4点 一部対応
証拠の段階 02 / 04
対応範囲 44%(済 4 / 残 5)
1.76点 解約・削除後の情報残存を防ぐ
この表の合計4点留保・未確認も含む1.76点項目名から根拠と残条件へ進めます

到達点と残作業

確認できた実装・試験・文書の範囲を記載します。技術検証と配備・運用の証拠を区別し、参照先は下の記録欄に示します。

いまできていること

  • 既存AI削除・保全の仕組みを維持。では期限切れのpayloadを復号せず消去し、要求の期限・接続参照を保持する。消去とsystem署名監査を同一transactionで保存し、消去を認証成功と記録しない。
  • チャット原文の期限削除は、テナント単位の保全・ルーム単位の保全・個別の保持記録を先に除外してからソフト削除する。削除と chat_retention_deleted の必須署名監査をテナント単位の同じtransactionで確定し、監査に失敗したテナントの削除は取り消す。保全の期限が過ぎただけでは解除として扱わない。
  • 画面・管理からの原文削除、ルーム削除、フォルダ一括削除、ルーム統合にも同じ保全判定を適用した。保全された原文を保全のないルームへ移して削除する迂回を防ぎ、拒否の理由をPC・スマートフォンの通知として表示する。
  • テナント設定に「データの保全」を追加した。設定・解除は現在の人間の管理者に限定し、解除には対象の確認、直近10分以内の本人の、管理番号、確認ダイアログでの明示操作を要求する。設定と解除は tenant_hold_placed / tenant_hold_released の必須署名監査と同時に確定する。

残っていること

  • 接続できているのはチャット原文とSSOの短命認証情報で、いずれもソフト削除または秘密の消去である。添付・検索索引・AI派生物・・バックアップ・解約時の消去は未接続。
  • 全媒体の保存/保持/保全/解約台帳、バックアップ復元後の再削除、外部プロバイダー側の削除証拠は未整備。
  • 個別の文書保持記録に対する管理認可、手動削除の必須署名監査、許可された物理削除の途中で障害が起きた場合の回復、実プロセスを使った保全と削除の競合試験は未達。
  • SSOの短命認証情報の消去や、チャット原文の保全を顧客業務データ全体の削除証明に流用しない。
  • 記載した追加実装は本番・共有apptestへ未配備。配備した版と、その環境での再検証記録が必要。

この項目の受入条件

次のすべてを、コード・否定試験・確認・配備・運用証拠で示せたときにのみ「達成」とします。機能の存在やの成功は代わりになりません。

  • 保全中のデータに対する削除要求を拒否すること。
  • 媒体ごとの削除結果と、復元後の再削除の記録が残ること。
  • 解約時の返却形式、保持・保全の例外、削除期限が契約と一致すること。

試験・確認の記録

試験、文書照合、配備確認の記録を区別して記載します。対象環境・実施時点・検証範囲は各行をご確認ください。過去の試験成功は、現在の本番稼働や契約条件の充足を意味しません。

試験・確認結果
実装照合の基準Communication 7d3a4cef8(2026年9月12日)のコードと統制改善台帳 ER01〜ER16。以下の試験は実装時の記録で、今回の本文更新で再実行したものではありません。本番・共有apptestへの配備証拠ではありません。
SsoChallengeRetentionTest専用環境で期限・テナント・監査失敗時の取消を検証。実運用の継続実行証拠は未取得。
チャットの保全・期限削除の境界(9月11日の記録)専用MySQLで保全の除外、監査障害時のテナント単位の取消、再実行を検証。保全の設定・解除と手動削除・ルーム統合の拒否はPC・スマートフォンのブラウザで確認。定期削除のブラウザE2Eは実施しておらず、CLIと統合試験の証拠として扱います。

出典は社内評価「Autais 導入基準調査・現状評価」(E06)と実装台帳の ER13 です。掲載は2026年9月12日時点の記録に基づきます。